星空のメモリア Eternal Heart

黒田愛奈という字面を見るとときめくのですが、何故でしょう小河坂夢という字面をみてもときめきません。
そんなわけで夢嫁な星空のメモリアのファンディスクです。


一応本編の感想を改めて書くと、幼なじみと力ずくで幸せになるゲーム。
これには幾ばくかの皮肉も込められていたんです、無理くりじゃね?という。
なのですが、EH終わった後で本編の夢ルートやり直したんです。
当時は普通に読んでて、あーそーですかーって感じだったんですけど今回は何故か号泣。
それとともに無理くりであるというのは変わらないのですけど、なんとなく納得できました。
とはいえ理屈っぽすぎるような気がして、なんか押し付けられている感じというかそんな感じもあって。
どっかのロマン売りさんは理屈っぽい話を書くくせにこと恋愛とかになると感覚的になるじゃないですか、個人的にはそのほうが好きなんですよね。
うん、まあ、それは信者だから仕方ないというか関係ないんですけど。
まあ洋くんが最後まで(というかむしろ最後に)頭でっかちな優等生のままだったとか言われてたから間違ってはいないのかもしれないけど。
ううむ、なんだろうかうまいこといえない。
あと、あすきみなみにこのゲームヒロインが逆走していることに気付いた。
あすきみは良いかどうかはともかく前向きに逆走してたし、そもそも逆走してない人もいたけど、こっちは全ヒロインが後向きに逆走してた。
小耳に挟んだ話によると、ライターさんが鍵っ子だったらしくて、確かに鍵の文脈ではあるなあと納得。
何が言いたいかというと、自分でも好きなんだか嫌いなんだかよくわかんない。
わかんないワリにはファンディスク買って時代はやっぱり幼なじみとかいってるのがよけい判んない。
でも夢が(なのかシナリオがなのかも判んない)、ムカつく部分もあってさらに判んない。


でEHの感想
ファンディスク、というよりもアペンドといったほうが実質は近いかも。
夢、メアのアフターとその他の方々のショートが各一本ずつ。
値段も値段なのでボリュームも当然のごとく少です。
しかし本編の補完という意味ではきっちりしているので、本編が好きな人間が内容にがっかりすることはないでしょう。
イチャイチャしてる感が足りなくはありましたが、それを差し引けば満足。
本編の記憶がほっとんど無く、色々と忘れてたり、二名ほどスキップしたのでそもそも知らない情報があったりと、それはお前がアレだと言われそうな感じです。
上記の無理くりじゃね?はたぶんそれが原因ですね。
……いやは大河くんが洋くんの父親だって知らなかぐらいですからねー。
夢は本編夢ルートのエピローグの間の話。
完治はしていないけれど、普通に生活できるようになった夢と洋くんがメアの隕石を探しつつ、開始10分で結婚したり、式上げたり、妊娠したり、色々ピックアップしてお届けしますって感じ。
バットじゃない某クラナドのアフターみたいな。
開始10分で結婚してるわりには、隕石を探すのが目的なのであんまりイチャイチャしてない。
ベッタベタしてるというんじゃなくて、寄り添ってるというんでしょうか、落ち着いてるのです。
七年間しつこく思い続けた二人(主に洋くん)ですから、ああやって二人で一緒にいるだけで幸せではあるのですが、もう少しねえ。
あーちゃん並とはいいませんがベッタベタしてほしかったですね。
みんなに言ってないからあんまりYAJもなかったし。
でも夢は良かったですよ。
これ終わって本編やってもう一回こっちやったら、僕はニッコニコでしたよ。
夢の気持ちとか判った上でやってると来るものがあるのかもしれませんね。
普通だったらハッピーにはなれなくて、本人も諦めてたその辺の心境というのはツライでしょうねえと。
ちょっとした勘違いでヘタれていた黒田夫妻は自分たちがどれだけ幸福な状況だったか一度鑑みたほうがいい。
メアの方はまあ普通にアフターって言っていいかも、幼くんが幼女にエロいプレイを強要する合間に、本編で残っていた飛鳥妹の件を処理する感じ。
ロリが苦手な人間がペドが得意なわけもございませんよ。
12歳の時の夢が元になっているハズだから、なんちゅう犯罪っぷりだ。
僕は当然のように夢からやったんですけど、夢が先だと当たり前のようにいる飛鳥妹に疑問を抱いたり、幼くんが幼女な上に自分の娘に発情してる感じになるのでオススメしない。
ショート5本の方は、まあショートだったけど、LLSみたいにアレなわけでも、プリさらみたいにズレたわけでもないんで、まあいいんじゃないですかとか超投げやり。
とまあ、そんな感じで実際評判もよいのロリコンとか幼なじみは姉さん女房な人はやればいいかと。
終わった後でちょっとしんみりして星見をすればいいというところです。