3日で叶う恋もある

何事も無かったかのように、大阪・兵庫でした。
例によって夜行列車で出て、朝九時ぐらいに姫路着という感じでした。
列車の中ではワイルドアームズ4のエンディングはアレでよかったのだろうかとか、つけた梅酒はもう飲み頃なのだろうかとか、今後のペナントレースとか、来年どうするかとかいうことを考えておりました。
あと旅行に行くと、なぜかBGMがいつも星メモのサントラになっているのです。
今回もそんなんでして、聞きながら内容を思い返しているとこれもいつも通りなのですが星の夢のアレンジの辺りで泣きそうになる。
などという戯けたことをしていたところ到着していました。
ご存知のとおり今年の夏は猛暑でして、兵庫という土地も京都に負けず劣らず盆地だったらしく、暑いと溶けるとか言ったりしますけど、溶けるじゃなくて蒸発するんじゃないかなとか思いました。
このままだと脱水症状で死ぬかもしれないという危機感を抱き二桁近いペットボトルを消化した気がします。
ものすごい汗で、「滝のような汗ってああいうのをいうのかな」を思い出したのですが、後日某方に語ったところ『病気』と一刀両断されました。
にほんにはひどい人ばかりだ。
で、熊本城と合体することで有名な姫路城。

ここにたどり着くまでに道の迷い三十分くらいロスするというがっかりっぷり。
どこの場所でもよくあるのですが、案内が事細かに『どこそこまで何メートル』と書いてあるのに、途中からそれがぱたりと無くなる、もしくは突然書き方が変わったりするというのがあるのです。
方向音痴の人的にはわかりません、こまります。
なんと工事中につき本丸の中に入れないという、がっかり感でした。

西の丸には入れました。

お前んちの階段急だなと思わずいいたくなる階段。
大阪城は完全リフォーム済みだったので、現存しているというか再現されたという感覚だったのですが、こっちは壁とか床とか急な階段とかそのまま残ってる感がありました。
西の丸しか入れなかったけどね。


その後姫路から三宮に移動。
キットカットがどろどろに溶けているとかいうアクシデントにもめげないよ。
お昼に神戸牛食べたり、道の迷ったりしたりしたあと異人館でした。
異人館っていうから死体の一部分を切り取ってどうのこうので、最終的にそんだけ人いなくなれば犯人お前しかいねえだろという話を思い出しますが。
当然そんなんはありません。


もだんな感じです。
女の子にはかわいい民族衣装を貸してくれるところもありまして、きゃっきゃうふふ的な何かがあるので、かっぷるの方たちでも行ける感じではないかと思われます。
三次元なのでもちろん来たままぷれいに走ってはいけません。
なおこのときひさしさんは、当然ひとりな上に野球帽Withタオルという最近では農家でもあまり見られないカッコでした。
あまりに暑かったので、頭が回りませんでしたが、今になってみるとどうよという感じです。

お前んちの階段に続いて、お前んち坂まで急なのかよといいたい感じの坂。
かっぽーの方たち云々言いましたが、全体的に急な坂ばっかりでして、こういう感じの文化とかが好きでないと嫌になること請け合い。
僕は暑いし坂だし寝てないし日ごろ運動してないと、心も体もいっぱいいっぱいでした。
そんな時ケータイの電池が無くなりはじめ、「みんなが寝静まった夜、窓から空を見ていたらとてもすごいものをみたんだ」というオリジナリティ溢れる歌詞の電池が無いという歌を口ずさんでいました。
つかれてたんでしょうね。

その後は中華街でした。

なんかむかつく感じの置物を眺めて意識が飛びそうになりましたが、その後は甲子園にいって野球を見るという感じでした。
あとは軽く飲んでホテルまで行こうとして道に迷ったりしただけなので、割愛。
いろいろあってママンが翌日退院するとかいうオチがついた旅行でした。